耳鳴り

耳鳴りとは

耳鳴りは、周囲の音が一切ないのに耳や頭の中で様々な「音」を感じてしまう症状です。本人にしか聞こえず、キーン・ジー・ザーなど感じ方や表現も人それぞれ。慢性的に続く場合は、普段の生活やお仕事にも大きな支障が生じます。

日本ではおよそ4人に1人が耳鳴りを自覚すると言われており、特に高齢になるほど悩まされる人が増加しています。また聴力障害の方の約半数が耳鳴りも訴えており、決して少ない悩みではありません。

この症状を放置していると、どんどん不安やイライラが強くなるだけでなく、夜も眠れず集中力が続かなくなり、大切な仕事や家事にも支障が出てしまいます。さらに難聴が進行したり、社会生活や人との交流が困難になる場合も少なくありません。

また、精神的なストレスが蓄積し、最終的にはうつ状態や自律神経の乱れに陥ることがあるため、早めの対応が重要です。

耳鳴りの原因

開業以来、耳鳴りで悩まれる方も多く来院されています。

原因は一つではありません。加齢による聴力の低下、騒音や大音量による内耳への負担、日々のストレスや自律神経の乱れ、耳疾患や首・肩の緊張、薬の副作用など様々に考えられます。

耳鳴りの原因として次のものが挙げられます。

耳鳴りは色々な原因が重なって起こる症状です。

原因が複数絡み合うほど、改善の道筋も人それぞれ。「これだけやればOK」ではないからこそ、詳細な検査と原因特定が欠かせません。病院や他の治療院で変化が得られなかった方も、当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

耳鳴りの医療機関での一般的な対処法は以下の通りです。

薬物療法・TRT・補聴器・漢方・心理療法のデメリット

薬の副作用や長期服用による体への負担、TRTや補聴器は根本改善にはならず費用もかさむことがあります。漢方薬も効果がでるまで時間が必要で、人によっては思うような結果が得られません。心理療法は継続的に取り組まなければ効果が安定しづらい特徴があります。

耳鳴りを改善するために

当院では問題の箇所へアプローチするだけでなく、なぜ今その場所に耳鳴りが現れているのかを一緒に探ります。

あなたの症状・生活状況・お仕事やご家族との関わりまでヒアリングしたうえで施術プランを立て、再発防止もサポート致します。

当院の特徴

院長自身がカウンセリングから施術まで全て責任をもって担当し、科学的な検査と体の癖・動きの特徴をくまなく分析します。

耳鳴りは単なる一時的な不調ではなく、心身のバランスや生活習慣、姿勢の乱れなど多角的な要素が絡み合って起こるのです。根本的な改善のために、体全体の状態から整えていきます。

日常生活のアドバイスやセルフケア指導も充実していますので、どんな小さなお悩みもご相談ください。

耳鳴りのQ＆A

耳鳴りは自然に治ることはありますか？

自然に消える場合もみられますが、生活改善や適切な治療が必要になるケースが大半です。

日常生活でやってはいけないことはありますか？

大音量の音や強いストレスは耳鳴りを悪化させやすいので避けてください。我慢せず早めの相談が大切です。

耳鳴りと難聴は違うのですか？

耳鳴りは周囲に音がない状態で自分だけに音が聞こえる現象。難聴は実際の音が聞こえづらくなる症状で、同時に現れることもあります。

何科を受診すれば良いですか？

まずは耳鼻咽喉科への受診が推奨されます。必要に応じて他科が紹介される場合もあります。

ストレスと関係ありますか？

精神的ストレスや自律神経の乱れは耳鳴りと強い関係があります。心身両面からのケアが重要です。

薬で治りますか？

薬で軽減される人もいますが、根本から消えるとは限らず総合的なアプローチが欠かせません。

耳鳴りが悪化する原因とは？

加齢や騒音、ストレス、耳の疾患が複数関与していることが多いです。早めに対処しましょう。

手術が必要なこともあるのでしょうか？

ごく稀に原因によっては手術を提案される場合もありますが、多くは保存的な治療が選択されます。

寝ている時は耳鳴りが消えますか？

寝ていても感じることがあります。睡眠をとりやすくする生活指導を行っています。

治らない場合はどうしたら良いですか？

治療法を組み合わせて軽減を目指します。絶対にあきらめず、専門家へ相談してください。

耳鳴りに悩んでいた方の多くが、当院の整体でこのような変化を実感されています。

ひとりで不安を抱える日々から、もう一歩踏み出す力に変えていただけるようサポートいたします。「やりたかったことをもう一度できる身体」へ、一緒に目指していきましょう。