腱鞘炎

腱鞘炎とは

腱鞘炎とは指や手首を動かす腱とその周りの腱鞘に炎症が起きる症状で、痛み・腫れ・こわばりが生じます。パソコンやスマホ、家事で手を使いすぎた方、または女性や育児世代で多く見られます。現代人にはとても身近な悩みで、日本人のおよそ1割が腱鞘炎を経験しているともいわれています。

原因はさまざまで、使いすぎや筋力低下、女性ホルモンの影響、パソコン・スマホ操作、同じ動作の繰り返しなど複数が絡み合っています。

腱鞘炎をそのままにしておくと慢性化し、腱と腱鞘が癒着して動きが悪くなったり、ばね指になったりする危険性があります。悪化すれば箸やドアノブの操作も難しくなり、趣味や仕事、家事、育児さえ困難になるケースも。時に指が曲がったまま戻らず、手術や精神的なストレス、睡眠障害へ発展する恐れもあります。

腱鞘炎の原因

開院以来、当院には腱鞘炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腱鞘炎の原因はひとつではないということです。

腱鞘炎の原因として次のものが挙げられます。

腱鞘炎はこれら複数の要因が重なった時に現れる症状です。一人ひとりのライフスタイルや体の使い方によっても異なります。当院は詳しい検査で個々の原因を突き止め、根本からの改善を目指します。他院で変化がなかった方もご相談ください。

病院とはここが違います

腱鞘炎への一般的な病院での対応例をご紹介します。

安静固定

長く続けると筋力低下や動作制限につながることがあります。日常生活の不便さも大きな負担です。

消炎鎮痛薬・物理療法

一時的な痛みの緩和には役立ちますが、根本的な治癒にはなりにくく副作用の心配が残ります。

ステロイド注射・手術

注射は繰り返すと腱が弱くなることがあり、手術は術後のリハビリや合併症リスクも考慮が必要です。

腱鞘炎を改善するために

当院では徹底した検査で根本原因を突き止めた上で、整体や鍼灸による施術を行います。一人ひとりの生活や体の状態に合わせセルフケアも提案し、痛みの軽減と再発予防をめざします。日常生活の困りごとから全体のコンディションまで幅広くサポートしています。

当院の特徴

院長が最初から最後まで責任をもって施術を担当。問診・検査・説明も一つひとつ丁寧に行いますので、はじめての方でも安心してご相談可能です。他とは違う多層的な検査や数値分析、優しい施術で患者さま一人ひとりに合わせてサポート。ご自身にあった施術や生活改善策を一緒に見つけていきましょう。

腱鞘炎は単なる手の疲労ではなく、全身のバランスや筋力、姿勢のクセなど様々な要因が絡みます。放置してしまうと慢性化しやすいので、なるべく早めに最適なケアを始めることが重要です。

痛みや不安が続く方は、お一人で悩まずぜひ一度ご相談ください。ご自身の生活や体の使い方に合わせたアドバイスをご提案します。

腱鞘炎のQ＆A

腱鞘炎は自然に治りますか？

軽症なら自然に良くなることもありますが、無理な動作や放置で慢性化することがあり、早めの対処が大切です。

腱鞘炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して同じ動作を繰り返すのは避けましょう。無理に手を使い続けると症状が悪化します。

湿布や痛み止めは効果がありますか？

一時的な痛み緩和には役立ちますが、原因を解決しなければ再発しやすいです。

どの診療科に行けばよい？

整形外科やリハビリ科が適切です。状態により当院のような整骨院もご活用ください。

家事や育児はどこまでしても大丈夫？

無理をせず痛みのない範囲で行いましょう。サポーターや工夫で負担を軽減することも大切です。

再発することはありますか？

手を酷使する環境や習慣が続けば再発リスクも。日常の予防も意識しましょう。

仕事を休む必要はありますか？

強い痛みや腫れがあれば休養が望ましいです。我慢せず適切に休みましょう。

放置したらどうなりますか？

慢性化や腱と腱鞘の癒着、指の変形や手術が必要になるケースも。早めの対応をおすすめします。

治療と同時にできるセルフケアは？

温めたり軽いストレッチで血行促進を心がけてください。ただし痛みが強いときは無理しないでくださいね。

手術は絶対必要ですか？

多くの場合保存療法で改善が可能です。手術になるのは重症化したごく一部です。

腱鞘炎が改善した方からは、次のようなお声も届いています。

痛みや不安で毎日を諦めかけていた方も、根本からの改善で新たな生活を取り戻しています。腱鞘炎は放置せず、早めにご相談ください。

自分で抱え込まず、専門家と一緒に最適な改善策を見つけて本来の暮らしを取り戻しましょう。