
院長:橋本お気軽にご相談ください!
広背筋タイプの腰痛パターンは、座り方・物につかまる・入浴・首の神経トラブルなどの特定要因が重なることで生じやすいのが特徴です。筋肉のアンバランスや姿勢不良、神経学的要素が複合している場合が多く、日常のちょっとした動作でも訴えが現れます

広背筋は骨盤から肩甲骨・腕にかけて広範囲に張る大きな筋肉で、胸腰筋膜を介して腰部と密接につながっています。この筋肉が緊張あるいは機能低下を起こすと、骨盤や腰部の支持性が低下し、腰痛や背部痛が現れやすくなります


• ソファーで痛い 柔らかいソファーに長時間座ると骨盤後傾や猫背姿勢が助長され、広背筋や胸腰筋膜に持続的なストレスがかかります。腰~背中にずっしり重い痛みが起こりやすい。


• 吊り革で痛い バスや電車で吊り革につかまった状態は、肩甲骨の固定や上腕の伸展により広背筋が部分的に緊張します。体幹のバランス維持のため腰部まで筋緊張が連動し痛みが強まるケースも。


• 風呂の奥で痛い 入浴時に湯船の奥で背を預けると、腰部と背部へ過伸展や捻りがかかり、広背筋が無理に引き伸ばされて違和感や痛みを生じやすい。


• 首・頚神経の影響で広背筋に症状
広背筋は頚椎由来の神経(胸背神経、C6~C8)からの支配を受けます。頚椎症や神経根障害、ストレートネックがあると神経伝達の悪化から広背筋の活動低下や筋緊張が発生し、腰や背中の痛み・こわばりとなって訴えが出る場合も。


• 広背筋と腰の関係は胸腰筋膜を介して非常に密接。
胸腰筋膜の硬化・緊張は慢性腰痛と密接な関連が報告されています。
• セルフケアとしては、広背筋のストレッチや、肩甲骨周囲の可動性向上が腰痛の改善・予防につながります。


• 環境依存(体勢・場所)+神経要因が絡む
• 姿勢改善やセルフケアが非常に重要(ストレッチ例:「腕を上げる・身体を横に倒す」など)
• 頚椎由来の神経トラブルも合併しやすい
腰痛パターンの一つとして広背筋を念頭に置いた評価・ケアは、姿勢指導と手技両面でのアプローチに効果的です
整体整骨院SARAでは、多角的なアプローチで腰痛改善をサポートしています。特に業務用EMS(30分でおよそ18,000回の筋収縮)による広背筋・体幹筋の強化、整体によるバランス調整、歩行・生活指導まで包括的に実施しています

