野球肩

野球肩とは

野球肩とは、投球動作を繰り返すことで肩の筋肉や腱、関節などに大きな負担がかかり痛みや可動域の制限が生じるスポーツ障害です。主に野球部で投手や肩を多く使うポジションに多く、高校生や成長期の選手にも多く発症します。

何よりも大好きな野球を続けられなくなるのではないかという不安に、日々やるせなさを感じている人も少なくありません。

痛みを我慢して投げ続けると、肩の腱や筋肉が傷つき腱板損傷や関節唇障害など重症化することもあります。日常の動作でも腕が上がりにくくなり、手術を勧められるケースも。最悪の場合は競技への復帰さえ厳しくなり、肩の自由な動作を諦めなければならなくなることも考えられます。

できるだけ早く適切な処置を受けることが、夢を守る第一歩です。

野球肩の原因

開院以来、当院には野球肩を抱える学生アスリートや社会人の方が多く来院されています。

これまでの検査・施術経験から言えるのは、野球肩の原因は実に多岐にわたります。

野球肩の原因として次のものが挙げられます。

これらの要素が複雑に絡み合うことで、野球肩は発症します。

筋肉や腱の疲労だけでなく、姿勢や身体全体の連動不良が引き金となります。一人ひとりの原因が異なるからこそ、当院では原因の見極めを最も重視しています。他で改善しなかった時も、お気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

野球肩への医療機関での対応は主に次の通りです。

保存療法

長期間の投球制限で復帰に時間を要しやすく、練習不足からコンディションを崩しがちです。

物理療法・投薬治療・フォーム指導

通院やセルフケアが続かないと中断しやすく、薬はその場しのぎにしかならないことも。フォーム指導も即効性に乏しくチームや個人によって合う合わないがあります。

手術

手術後も長期リハビリが必要で復帰の保証はありません。体力や精神的な負担も大きくなりやすいです。

野球肩を改善するために

痛みや違和感の正体を明らかにする独自の検査を6種以上実施しています。筋肉や関節、姿勢バランスなど多面的に分析し、根本からの改善施術を提案。再発予防やパフォーマンス向上のためのトレーニングまで一貫してサポートしています。

原因の分からないまま痛みに耐える必要はありません。納得できる説明に基づき、自信を持って競技復帰を目指せます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が全てを担当します。筋肉・関節・骨格のゆがみなどお悩みに合わせて細かくアプローチでき、検査結果を基に科学的・根本的な施術を徹底。再発予防やご自宅でのセルフケアの方法まで、スポーツ経験者にも納得いただける内容を提供しています。他医療機関とも連携し、必要なら画像検査や投球フォームの動画解析にも対応。野球への情熱を全力で支えることが私たちの使命です。

単なる痛みの緩和では終わらせません。肩・全身の不調から未来を取り戻すため、多方面から手厚くサポートします。

野球肩のQ＆A

野球肩は自然に治りますか？

多くの場合、そのまま放置して自然と治ることはありません。適切な治療と休養が必要です。

野球肩の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して投球や無理な練習を続けるのは避けてください。症状を悪化させる原因になります。

投球肩障害と五十肩の違いは？

投球肩障害はスポーツの投げ動作で起きる怪我、五十肩は加齢や生活習慣で生じる炎症や拘縮が主な原因です。

痛み止めや湿布で投げてもいいですか？

一時的に痛みが和らいでも、根本の原因が治っていない場合は投球は控えた方が賢明です。

フォーム改善だけで治りますか？

フォーム改善は大切ですが、痛みや炎症が残る状態ではまず休養と治療が必要です。

病院と接骨院、どちらを受診したらいい？

肩の状態を正確に把握するため、まず病院（整形外科）を受診し診断の上で適切なリハビリや施術を選ぶと安心です。

手術はどれくらい必要ですか？

ごく一部の重症例以外、多くは保存療法やリハビリによる改善が期待できます。

予防方法は？

肩や体幹の筋トレ・ストレッチ、正しいフォームの継続、十分な休息が予防に役立ちます。

肩以外にも症状が出ますか？

肩をかばうことで肘や腰など他の部位に疲労や痛みが出ることも少なくありません。

再発防止には？

正しい動作習慣の定着と定期的なケアが再発防止には重要です。

野球肩と診断され思うようなプレーが出来なかった方も、当院で施術を受けることで「久しぶりに痛みなく投げられた」「練習や試合で全力を出せるようになった」と変化を実感されています。

あなたの将来や夢を真剣に応援しています。しつこい肩の痛みでお困りなら、早めにご相談ください。