起立性調節障害（OD）

起立性調節障害とは

起立性調節障害は、自律神経の乱れや体内のバランス異常によって、立ち上がったときに血圧や血流の調節がうまくいかず、めまいやだるさ、頭痛といった体調不良が起きる状態です。特に思春期に多く見られますが大人にも発症し、日常生活への影響が大きいのが特徴です。日本では中高生の約10％が発症していると推計されるなど、決して珍しい症状ではありません。

学校や家庭でのストレス、生活習慣の乱れなどがきっかけになることもあり、簡単に治ると思って放置すると将来まで影響が残ることがあります。

症状を我慢して過ごし続けると、欠席が増えて学業や仕事に集中できなくなったり、人とのつながりが希薄になって自信を失ってしまう場合があります。重症化すれば引きこもりや進学、就労にまで影響し、大人になっても体調不良に悩まされるケースもあります。

心や体に大きな負担を残さないためにも、今のうちからしっかり対応しておくことがとても大切です。

起立性調節障害の原因

これまでの検査やカウンセリングからも明らかですが、起立性調節障害はさまざまな原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より大切です。気になる症状がある方は決して我慢せず、身体の状態をしっかり確認しましょう。

病院や他の治療院に行ってもなかなか改善しなかったという方も、どうぞご相談ください。

病院とはここが違います

起立性調節障害への主な対処法には生活リズムの調整や食事指導、薬物療法、カウンセリングや心理的サポートがあります。

生活リズムの調整・食事指導

自分だけで継続が難しく、周囲のサポートも不可欠です。無理に生活を変えることで返ってストレスになることもあります。

薬物療法・心理療法

薬による副作用や体質に合わず症状が改善しない場合もあります。心理療法も効果を実感するまでに時間がかかることが多いです。

起立性調節障害を改善するために

大切なのはあなた自身に合った原因を見つけ出し、無理のない対策を少しずつ積み重ねていくことです。当院では問診や検査で体の状態・生活背景を多角的に評価し、筋肉のバランスや自律神経・姿勢まで詳しく調べて根本からアプローチします。

変化の過程もご本人やご家族に分かりやすく共有しながら、安心して続けられる方法をご提案します。

当院の特徴

院長が初回から最後まで責任をもって担当し、お一人おひとりの心身の状態に寄り添います。丁寧なカウンセリングと科学的な検査で根本原因を追究し、24年の臨床経験と多数の改善実績にもとづく整体メソッドでお悩みをサポート。ご自宅でできるセルフケアや日常生活へのアドバイスも具体的にご提案し、再発予防にも力を入れています。

「いろんな病院や治療院に通ったのに良くならなかった…」そんな方にも、当院だからこそ提供できるケアで、明るい未来をともに目指していきます。

起立性調節障害のQ＆A

起立性調節障害は自然に治りますか？

多くの場合成長とともに改善されますが、大人になっても症状が残る方もいるため、早めの対応が安心です。

どのくらいで治りますか？

軽い場合は数カ月、重症なら1年以上かかるケースもあります。個人差が大きく、正しいケアの継続が大切です。

起立性調節障害でやってはいけないことは？

夜更かしや食事抜き、水分不足は悪化の原因です。薬の自己判断による中断も控え、必ず医師や専門家に相談してください。

市販薬や家庭療法で治りますか？

市販薬や家庭での工夫だけでは改善が難しい場合も多く、専門的な診断とケアが必要となります。

何科に行けばいいですか？

小児科や内科、思春期の場合は心療内科を受診しましょう。ご自身に合った相談先を選ぶことが重要です。

大人になっても治らないですか？

症状が長引く方もいますが、生活改善や専門的なケアを続けることで改善につながりやすくなります。

気持ちの持ちようで改善しますか？

意志や気持ちだけでは解決が難しく、体調や自律神経のバランスを整える必要があります。

薬をやめても大丈夫？

薬の中断については必ず医師や専門家と相談しながら進めてください。自己判断は避けましょう。

対策や予防方法はありますか？

規則正しい生活、適度な運動と十分な水分・塩分補給が効果的です。自分に合った方法を見つけることも大切です。

家族や学校はどうサポートすべき？

無理に登校や活動を勧めず、本人の体調や気持ちを尊重して温かく寄り添うことが大切です。

起立性調節障害で悩んでいた方も、当院で施術や生活サポートを受け、このような変化を実感されています。

起立性調節障害は決してあきらめなくても大丈夫です。早期に適切なケアを受けることで、未来が大きく変わっていきます。ひとりで悩まず、まずはご相談ください。