ぎっくり腰

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症と呼ばれ、突然何の前触れもなく腰に強烈な痛みが出る状態です。重い物を持ち上げたり、中腰やひねる動作、または日常のささいな動きで発症することも珍しくありません。痛みが激しい場合は立ち上がるのも困難になり、何もできなくなる方も多くいらっしゃいます。個人差はありますが、症状が治まるまで数日から数週間続くとされています。しっかり治療やケアをしないと、再発しやすい症状でもあります。

日本全国で腰痛患者は非常に多く、厚生労働省の報告によれば40歳以上の3割ほどが腰痛を自覚しており、ぎっくり腰もその大きな部分を占めます。ぎっくり腰を繰り返したり慢性化すると、生活全体に重大な支障が出ることも珍しくありません。

ぎっくり腰をきちんと治さず放置してしまうと、筋力低下や体幹バランスの崩れが進み、慢性腰痛や再発リスクが高まります。そのままでは日常動作がどんどんしづらくなり、場合によっては椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など重大な疾患へ進行してしまうことも考えられます。そうなると家事や仕事はもちろん、趣味や旅行まであきらめざるを得なくなり、活き活きとした毎日から遠ざかってしまいます。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰の原因には急な動作や無理な姿勢での負担、筋肉や靭帯の損傷、長時間のデスクワークによる姿勢悪化や筋力・柔軟性の低下、冷えや血行不良、心身のストレスが絡み合っています。また、日常的な体の使い方のクセや、適切な休息が取れていないことも影響します。

ぎっくり腰は複数の要素が重なることで起こるため、原因の見極めが大切です。当院では徹底した検査を行い、一人一人異なる本当の原因を明らかにします。

このような複雑な要素が絡み合い、腰椎関節や筋肉、筋膜、皮膚組織を含め様々な場所に問題が現れてきます。原因が一つでないからこそ、しっかり検査し個別に対応していく必要があります。

一般的な治療で思うような結果が出なかった方も、どうか諦めずご相談ください。

病院とはここが違います

病院では主に消炎鎮痛剤や筋弛緩薬などによる薬物療法、安静の指導やコルセットの装着、物理療法（温熱・電気等）、リハビリテーションが中心です。薬は一時的に痛みを和らげますが、根本的な原因は解決されません。安静のしすぎはかえって筋力低下を招くことも多く、コルセットも長く使うと体幹の機能が低下しかねません。物理療法は即効性は控えめで再発防止にはつながりづらい傾向があります。

薬物療法

鎮痛薬や湿布はその場しのぎになりやすく、効果が実感できなかったり、長期服用による副作用の心配もあります。

さらにコルセットの多用や安静のしすぎは筋力低下を招きやすく、かえって再発しやすい体質を作ることもあるため注意が必要です。

物理療法・リハビリ

温熱や電気治療は再発予防までには至らないことが多く、リハビリテーションも自己流や無理な運動はかえって悪化させてしまうことがあります。必ず専門家の指導のもとで行うことが重要です。

ぎっくり腰を改善するために

まずは徹底した検査で、一人ひとり異なる原因を明らかにします。痛みの強い時期には無理のない範囲で段階的に可動域と機能回復を目指し、再発予防へもつなげます。「またなるのでは…」という不安ごとご相談ください。生活や仕事・趣味の復帰も早期にサポートしていきます。

当院の特徴

整体鍼灸整骨院SARA・帝塚山本院では、豊富な臨床経験と科学的検査で痛みや動作の「なぜ？」に真摯に向き合います。表面的な症状だけにとらわれず、身体のバランスや姿勢、日常動作まで細やかに分析。一時的な改善で終わらず再発防止までトータルでサポートし、「したいことができる体づくり」を大切にしています。初めての方も安心してご相談ください。

ぎっくり腰は単なる筋肉の問題だけでなく、体全体のバランスや使い方が複雑に絡んで生じます。当院では、骨盤や背骨・筋肉・神経まで包括的にケアし、再発しない体作りを目指しています。家事やお仕事・趣味が思い切り楽しめるよう全力でお手伝いします。

ぎっくり腰のQ＆A

ぎっくり腰は自然に治りますか？

痛みは数日〜数週間で落ち着くことが多いですが、原因を取り除かなければ再発や慢性化につながります。

ぎっくり腰になった時にやってはいけないことは？

激しい痛みのある時は無理に動かず、重いものを持つ・急な動きをするのは控えましょう。

何が原因で再発しやすいのでしょうか？

腰周りの筋力や柔軟性の不足や日常の姿勢・体の使い方のクセが再発リスクを高めます。

どの診療科にかかればいい？

まずは整形外科や整骨院の受診が一般的です。症状によっては神経内科や内科も検討します。

薬や湿布で改善するの？

一時的な緩和は期待できますが原因自体への根本治療が不可欠です。

手術が必要なケースは？

非常に限られた重篤な場合に限られます。ほとんどは保存療法で改善がみられます。

仕事や家事にはいつから復帰できる？

痛みが落ち着き次第、無理のない範囲で徐々に復帰し様子をみます。

寝ているだけで悪化することは？

安静のしすぎは筋力低下につながるため、医師や施術者と相談しながら徐々に動きましょう。

予防法は？

適度な運動とストレッチ、正しい姿勢と体の使い方を意識することが予防に役立ちます。

放置しても問題ない？

放置すると慢性化や再発リスクが高まるため、早めに対策することをおすすめします。

ぎっくり腰の痛みに日々悩まされていた方々が、整体鍼灸整骨院SARA・帝塚山本院での施術を受けて、次のような変化を体感されています。

当院の整体はぎっくり腰にも対応し、「やりたいことができる体」を目指して丁寧にサポートしています。

痛みのない未来を一緒に目指しませんか。気になることはどんな些細なことでもご相談ください。