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「座るとズキン!」女性に多い仙腸関節性腰痛とは
腰痛と一口に言っても、その原因や症状は多種多様。「座ると痛む」「しゃがむ動作やうんこ座り(和式便座のような鋭角な姿勢)」「かかとをトントン叩くと響く」、そんな腰痛で悩んでいませんか?この“パターン2”の腰痛の裏には、骨盤の奥で働く「仙腸関節」のトラブルが隠れています。
目次
仙腸関節性腰痛の特徴
• 座る動作で腰やお尻の奥、時には股の付け根にズキンと痛みが走る
• しゃがみ・深く屈む・和式トイレ(うんこ座り、鋭角スクワット)が特に苦手
• かかとを叩くと腰に痛みや響きを感じる
• 仰向けや横向きで寝づらい、特に痛む側を下にできない
• お尻や脚の付け根、太もも外側に鈍い痛みやしびれを感じることも
• 朝や長時間同じ姿勢のあと、動き始めに強い痛みが出て、少し動くと楽になる場合が多い
生理痛、産後女性にも多い理由
仙腸関節は妊娠・出産やホルモン変化で緩みやすくなります。産後の骨盤の不安定さや、生理周期ごとの関節のゆるみが仙腸関節にストレスをかけ、腰痛が発生しやすくなります。骨盤周囲の筋力低下や負担も拍車をかけます。

セルフチェックのヒント
• ダメな姿勢(あぐら、胡坐、深くしゃがむ)で痛みが増す
• 椅子から立ち上がる時に鈍痛がある
• 片方の腰やお尻、脚の付け根がズキズキする

ケアと予防のポイント
• 骨盤ベルトやサポーターで安定させる
• 無理のない範囲で骨盤まわりのストレッチ・筋トレ
• 体を冷やさない・こまめな体勢変換
• 強い痛みやしびれは医療機関で早めに相談を
「座れない・しゃがめない・響く痛み」でQOLが下がる前に、仙腸関節性腰痛の特徴を知り、早めのケアや対策を心がけていきましょう!
