
院長:橋本お気軽にご相談ください!
季節の変わり目に負けないカラダづくり
季節の変わり目や、花粉が気になりやすい時期になると、「なんとなく体調が安定しない」「外出すると疲れやすい」と感じる方が少なくありません。マスクを着けて外出したり、帰宅後にうがいや洗顔をしたりと、日々のちょっとした工夫でからだを守ろうとしている方も多いと思います。
私たちのからだには、外からの刺激や環境の変化から自分を守る仕組みが備わっていますが、そのバランスは食事や生活リズムの影響も受けやすいといわれています。
今回は、そうした「からだを守る力」を、毎日の食事の中からそっと支えてくれる成分のひとつとして、ケルセチンというポリフェノールをご紹介します


ケルセチンは、玉ねぎ・りんご・ブロッコリー・ベリー類など、身近な野菜や果物に含まれるポリフェノールの一種です。
色やほんのりとした苦みのもとになっている成分のひとつで、「野菜や果物をしっかり食べると、季節の変わり目でも調子を保ちやすい」と言われてきた背景にも、こうした成分が関わっているのではないかと考えられています。
研究レベルでは、ケルセチンは体内でサビつきを防ぐような働きや、余分な炎症をおさえる方向に働くことが報告されており、日々のコンディションづくりに役立つ可能性があるとされています。


近年の研究では、ケルセチンが「からだを守る細胞」のはたらき方に穏やかに関わる可能性があることも報告されています。刺激に敏感に反応しやすい状態を落ち着かせたり、からだを守るための仕組みのバランスが偏りすぎないよう整える方向に働いたりする可能性が示されています。
また、腸内の環境をととのえることで、全身のコンディションづくりに良い影響を与えるという報告もあり、食事から継続的にとることで「季節にゆらぎにくいベースづくり」を支える成分として注目されています。
花粉が気になりやすい時期に、「マスクや外出後の洗顔・うがい」といった外側からのケアに加えて、内側からのケアとしてケルセチンを含む食材を意識する、という考え方もひとつの工夫です。


ケルセチンは特別な食材ではなく、普段の食事に登場する食品から自然にとり入れられます。
• 玉ねぎ(特に皮に近い部分)
• りんご(皮ごと食べるのがおすすめとされます)
• ブロッコリー・ケールなどの緑黄色野菜
• ベリー類(ブルーベリー、クランベリーなど)
マスクが手放せない時期や、外出後のケアに気を使うシーズンこそ、こうした食材を日々の食卓に少しずつ取り入れてみるのも良いかもしれません。
ケルセチンだけでなく、ビタミンや食物繊維も一緒にとることにつながるため、全体的な体調管理のベースづくりにも役立ちます。


ケルセチンを含むサプリメントに関する研究では、からだを守る仕組みや、コンディションの維持に関する興味深いデータが報告されていますが、食事・睡眠・ストレスケアといった生活習慣を置き換えるものではありません。
あくまで「普段の生活を土台に、必要に応じてプラスαとして活用する」というスタンスが大切です。
特に、花粉が多い時期は、マスク・メガネ・外出後の洗顔やうがい・衣類の花粉を払うなど、基本的なセルフケアをしっかり行ったうえで、「内側からのサポート」として食事やサプリメントを位置づけていくとバランスがとりやすくなります。
持病のある方やお薬を飲んでいる方は、サプリメントの併用について主治医や専門家に相談し、無理のない範囲で取り入れるようにしましょう。


当院では、今出ているつらさだけでなく、「季節の変わり目にもゆらぎにくいカラダづくり」を一緒に考えていくことを大切にしています。
ケルセチンのような身近な成分も含め、食事・睡眠・運動、そして日々のセルフケア(マスクや外出後のケアなど)を組み合わせることで、「花粉が気になりやすい時期も、自分らしく過ごせるコンディションづくり」をサポートしていきたいと考えています。