糖尿病のリスク・薬代・予防と体質改善について 2025 7/29 症状検索 本日の予約状況 目次糖尿病のリスク 糖尿病を放置すると細い血管の合併症(網膜症・腎症・神経障害)や、心筋梗塞・脳梗塞などの大血管障害のリスクが高くなります。 早期には自覚症状が出にくく、発見が遅れがち。進行すると失明や腎不全、足の壊疽など重篤な障害を残します。 40歳で診断→85歳まで薬を飲んだ場合の薬代 例:ジャヌビア50mgとアマリール1mgを服用する場合 薬局に支払う総額:約431万円(45年間) 自己負担3割:約115万円 本人負担は、薬代以外にも診察・検査などもかかります。年齢や薬が増えればさらに高額になります。 予防・リスク回避の重要性 生涯でこれほどの薬代がかかるため、生活習慣の見直しによる発症予防や改善は経済的にも重要です。 運動不足・肥満・喫煙・暴飲暴食・ストレス過多が大きな危険因子です。 体質改善とリスク回避行動 食事、運動、禁煙を柱とした生活習慣改善が2型糖尿病予防に有効。 食事:野菜、全粒穀物、魚中心。糖・脂肪の多い食品は控える 運動:週150分以上の有酸素運動を継続 体重管理:腹部肥満を防ぐ 禁煙 薬剤師・管理栄養士の連携によるサポートが非常に効果的。服薬や生活指導、具体的な食事相談など、両者が連携して患者をサポートするモデルが推奨されています。 医療機関での支援例 管理栄養士との個別食事相談で持続的な意識改革を促し、薬剤師も服薬だけでなく生活全体の改善支援をします。 3ヵ月で数値正常化はどこまで現実的か? 生活習慣改善に真剣に取り組めば、3か月でHbA1c(平均血糖値の目安)が大きく改善する例もあります。 例:3か月で**HbA1c 7.13%→6.47%**に低下、体重も2.7kg減少 ただし個人差があり、重症例や長期間の高血糖があった場合は薬が継続的に必要なことも多いです。 他にも当院で本気で体質改善に取り組んでくださった患者さんのデータです まとめ 糖尿病も、高血圧症・脂質異常症と同様に生涯の薬代や合併症リスクが大きい生活習慣病です。 生活改善(食事・運動・禁煙)と、薬剤師・管理栄養士のサポートを積極的に活用し、体質改善を目指しましょう。 3か月での大幅な改善例もあり、努力次第で減薬または投薬中止の可能性が見込めます。 継続的なサポート体制(医療機関利用)が効果的なので、ぜひ相談のうえ行動しましょう。 体質改善についてさらに詳しい情報はこちら 院長:橋本 どんなお悩みもお気軽にご相談ください 住所大阪府大阪市住吉区万代4-14-2電話番号06-6655-0751定休日日曜・祝日 24時間受付中 ブログ 気軽にシェアしてください URLをコピーする URLをコピーしました!