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腰痛のパターン その3 中殿筋性の腰痛

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中殿筋性の腰痛は、中殿筋(Gluteus medius)の機能低下や過緊張が原因で、階段を降りる・足をつく・座る場面で痛みが出やすいパターンです。狭窄症による間欠性跛行でも、症状が似る場合があります。

目次

中殿筋とは・その働き


中殿筋は骨盤の外側「腸骨」から太ももの大転子へ付着し、股関節を外側(外転)に開いたり、内旋・外旋による姿勢保持に関与します。歩行や片脚立ち、階段昇降時に骨盤の安定に不可欠で、骨盤が傾かないよう支える重要なインナーマッスルです。

痛みが出る主な動作・症状

• 階段を降りる際、大腿骨の安定性が失われ痛みが出る
• 足をついた瞬間や歩行時に殿部や股関節外側がズキンと痛む
• 長時間座っている、中腰姿勢でも症状が増強する
• 狭窄症の間欠性跛行(歩行で痛み増強、休むと軽減)と症状が似ており鑑別が必要

中殿筋性の痛みの割合


• 腰痛患者の約70%で中殿筋の機能異常が認められるとの報告あり
• 臨床統計で、中殿筋トリガーポイント治療により歩行障害が改善した症例あり
• 痛みは殿部から大腿外側・後面に広がるケースが多い

トレーニング・セルフケア


中殿筋のトレーニング例
• サイドレッグレイズ(ヒップアブダクション):
横向きで脚を外側に挙げる動作、10回×3セット目安
• エクササイズバンドで負荷を高めるとより効果的

セルフストレッチ方法
• 仰向けで膝を反対側に倒すストレッチ(左右各20秒キープ)
• 椅子に座り、足首を反対の膝に乗せ、膝を床側に押して伸ばすストレッチ
• 床に座って膝を胸に引き寄せる方法(左右各20秒キープ)

業務用EMSで効果的に中殿筋を強化(最も効果的)
・仰向けで専用のパットを中殿筋に貼る
・30分で9000回以上の筋収縮を起こし普段できない筋トレ効果を飛躍的に上げる
・筋肉痛は起こらないし運動嫌いの方でも安心してできる

まとめ


中殿筋の適切な筋力ケアとストレッチは、歩行・日常動作の痛み予防に重要です。狭窄症に伴う間欠性跛行にも症状が似るため臨床での評価とケアが効果的です。


院長:橋本

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