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寝る前は平気なのに、朝だけ腰が痛いのはなぜ?

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目覚めたときだけ腰が痛い場合、多くは「寝具」と「寝方」の両方+加齢や筋力低下などの身体要因が重なって起こります。 完全にどちらか一方だけが原因というケースは少なく、「合っていない寝具+崩れた寝姿勢+腰周りの硬さ」がセットになっていることがほとんどです。

目次

朝だけ腰が痛くなる主な原因

長時間同じ姿勢で寝ていることで、腰の筋肉・靭帯が硬くなり、起き上がるときに
痛みとして出る

反り腰・猫背などの姿勢がもともとあり、それが寝方(仰向け・うつ伏せ・横向き)と
組み合わさって腰に負担が集中する

マットレスが柔らかすぎて腰だけ沈む/硬すぎて骨盤・肋骨に一点集中で圧がかかり、
夜間に負担が蓄積する

椎間板・関節・筋筋膜性腰痛・変形性腰椎症・脊柱管狭窄など、もともとの腰の疾患が
あり、朝のこわばりが出やすい(動き出すと少し楽になるタイプが多い)
院長:橋本

※寝る前は痛くないのに朝痛い方は、「日中よりも寝ている間の条件
(寝具・寝姿勢・夜間の冷え・日中の疲労の持ち越し)」を疑うのが

ポイントです

腰痛と寝具:何が問題になりやすいか

  1. マットレスの硬さ・劣化
    • 研究では「柔らかすぎるマットレス」は腰痛の頻度を増やす一因とされ、中程度の硬さが腰痛には最も適しているという報告が多い。
    • 使用年数が長くへたったマットレスほど腰痛の程度が強くなる相関があり、「3年以上使ったマットレスで腰痛が増える」とする報告もある。
  2. 枕・寝具の組み合わせ
    • 枕が高すぎる・低すぎると頸椎〜胸椎のカーブが崩れ、その代償で腰椎に負担が集中しやすい。
    • ベッドのきしみ・段差・敷布団の薄さなどで体圧分散が不十分だと、寝返りが減り、結果として腰が固まりやすくなる。

腰痛持ちのための寝具の選び方

院長:橋本

腰痛持ちの方受けに寝具の選び方を解説‼︎
これで、少しでも腰痛改善に

マットレス選びのポイント
• 硬さ
腰痛がある方には「中程度の硬さ(ミディアム〜やや硬め)」が推奨される研究が多い。柔らかすぎると腰だけ沈み込み、硬すぎると肩・骨盤に圧が集中して寝返りが減る。

• 厚み・構造
体格が大きい人ほどある程度の厚み(目安20cm前後)があった方が、底付きせず背骨がまっすぐ保ちやすい。

• 使用年数
3〜8年を過ぎたマットレスは、内部のヘタリにより腰痛リスクが上がる可能性があり、痛みがある人は早めの買い替え目安にする。

枕・その他の寝具

枕は「仰向けで鼻・喉・胸が一直線、横向きで鼻と胸が一直線」を目安に高さを調整し、首から腰までのカーブを無理に作りすぎない。

横向き寝で腰が気になる場合は、膝の間にクッションを挟むと骨盤のねじれが減り、腰椎への負担が軽くなる。

仰向けで腰が浮くタイプの人は、膝の下にタオルやクッションを入れて、軽く膝を曲げた姿勢にすると腰の反りが減り、朝の痛み予防になる。

院長:橋本

寝具に迷ったら私がお勧めするお店が貝塚市の二色浜にある
蒲団屋かねいさん
ここはホントお勧め。脳神経外科のドクターに紹介して頂きました
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シチュエーション別・寝方アドバイス

シチュエーション① 仰向けで寝ると朝だけ腰が痛い

• 反り腰タイプが多く、腰椎の前弯が強いまま長時間固定されることで、起床時の痛み・こわばりが出やすい。
• 対策:
• 膝の下にクッションを入れて軽く曲げる
• 中程度の硬さのマットレス+腰が沈みすぎない体圧分散タイプを選ぶ
• 就寝前と起床直後に、膝抱えストレッチ・骨盤の前後傾運動を数回行う

シチュエーション② 横向きで寝ると肩は楽だが、腰に違和感
• 体幹がねじれたまま固定されることで、片側の腰〜お尻に負担が集中しやすい。
• 対策:
• 上側の膝を軽く前に出し、膝の間にクッション
• 腰幅に合った沈み込みのマットレス(柔らかすぎず、横向きでも背骨が一直線になるもの)
• 日中に中殿筋・体幹のトレーニングを行い、片側負担を減らす

シチュエーション③ うつ伏せでしか眠れないが朝は腰がつらい
• うつ伏せは腰椎の反りを強め、頸椎もねじれるため、腰痛・首こりリスクが高い寝方。
• 対策:
• 胸〜お腹の下に薄めのクッションを敷き、腰の反りを減らす
• 少しずつ横向き・仰向けに切り替えていく(最初は寝入りだけ姿勢を変えて、起きたら戻っていてもOK

腰痛の男女差データ

院長:橋本

参考までに腰痛の男女差を見てみましょう

腰痛は世界的に見て「女性の方が有病率が高い」という報告が多く、特に更年期以降で差が広がる傾向があります。

1か月間の腰痛有病率は男性で約31〜39%、女性で約32〜49%と、全ての年代で女性が高い値を示した。

• 農村地域の調査では、6か月の腰痛有病率が男性38.5%に対し、女性55.6%と報告されている。

• ホルモン変化(エストロゲン低下)や骨粗鬆症・椎間板変性への影響、心理社会的要因などが女性の腰痛リスクを押し上げていると考えられている。
一方で、双子研究では「性別差があまり出なかった」という報告もあり、国・文化・生活環境による違いも示唆されています。

院長:橋本

寒さ厳しくなると腰痛の悪化が懸念されますので早めにケアしましょう


院長:橋本

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