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【産後の腰痛】それ、育児のせいだけじゃないかも?~放置するリスクと改善のポイント~
症状
「赤ちゃんを抱っこすると腰がズキッと痛む」
「寝返りするだけで腰が辛い」
「長時間立っているとだるくて家事に集中できない」
そんな声をよく耳にします。
産後の腰痛は、出産を終えた多くのママが抱える深刻な悩みです。
育児や家事の忙しさに紛れて、つい自分の体の不調は後回しにしがちですが、
放っておくと慢性化しやすい症状のひとつです。

原因
産後の腰痛にはいくつかの原因が重なっています。
- 骨盤の歪み・開き 出産で骨盤が開き、正しい位置に戻らないと体のバランスが崩れ、腰に負担が集中します。
- 筋力(特にインナーマッスル)の低下 妊娠・出産により腹部や体幹を支える筋肉が弱くなり、腰回りを支えきれず痛みを引き起こします。
- ホルモンによる靭帯のゆるみ 妊娠時に分泌される「リラキシン」の影響で関節が不安定になり、日常動作での腰の負担が増加します。
- 育児動作の繰り返し(抱っこ・授乳・おむつ替え) 前かがみの姿勢や長時間の抱っこなどが慢性的な筋疲労につながります。
放置するリスク
腰痛を「育児疲れ」だけで済ませて放っておくと、以下のようなリスクが考えられます。
- 慢性化して、抱っこや授乳が苦痛になる
- 坐骨神経痛など、別の神経系トラブルへ移行することも
- 二人目出産後、さらに悪化するケースも
- 姿勢の歪みが強くなり、肩こり・頭痛・股関節痛などの連鎖反応
- 慢性的な疲労感で、育児や仕事のパフォーマンスが低下する
リスク回避のためにできる行動
- 専門家の骨盤チェックを受ける 痛みの根本原因を知ることが第一歩。
- 骨盤矯正+体幹トレーニング(EMSなど) 外側のバランスだけでなく、内側からも支え直すことが重要です。
- 痛みのある動作を避け、正しい姿勢を意識する 育児中でもできる簡単なセルフケアやストレッチも取り入れましょう。
- 定期的なメンテナンス通院でリセットする習慣を作る 「痛くなってから」ではなく、「痛みが出ないように」が産後ケアのポイントです。
喜びの声
「授乳や抱っこが本当に楽になりました」
(M.Kさん・32歳・住吉区)
産後3ヶ月頃から腰の痛みが強くなり、朝もスムーズに起き上がれない状態でした。
ここに来なかったら、たぶん寝たきりに近かったかも…」
(S.Hさん・36歳・阿倍野区)

■ 最後に
産後の腰痛は、あなたのせいではありません。
「頑張りすぎるママほど、痛みに気づくのが遅い」そんな傾向があります。
当院では、症状を和らげるだけでなく、再発を防ぐ体作りまでサポートしています。
まずは初回カウンセリングで、今のお体の状態を一緒に見てみましょう。