毛細血管は健康のバロメーター
- 2020年10月27日
- ブログ
肌のシワ、・くすみ、・ハリの低下、・抜け毛や薄毛 体力の低下、冷え、疲れやすさ…
一見、関係がないように思えるかもしれませんが、 実はすべて「毛細血管の衰え」が関係してるのを ご存知ですか?
私たちの身体を流れる血液は、 細胞に酸素や栄養素を届け、二酸化炭素や老廃物を回収する という重要な役割があります。
その血液の通り道といえば血管ですが、 人間の身体に張り巡らされているたくさんの 血管のうち、約99%が毛細血管といわれる 太さわずか1/100mmの細い血管です。
毛細血管は傷つきやすく、 ダメージを受けて血管が流れにくくなると、 身体の隅々にまで酸素や栄養分を届けることができなくなり、 肌のシワやたるみ、冷えなどのトラブルに 繋がってしまうのです。
最近はこの毛細血管の活性化に注目が集まり、 雑誌やテレビ番組など、 多数のメディアで毛細血管についての特集が 取り上げられています。
先日お送りした「トトリエ 10月号」でも 毛細血管と冷えの関係についてお伝えしていますね。
では、「毛細血管を活性化する」というのは 具体的にどのようなことを指すのでしょうか?
まずは、毛細血管の構造を詳しく見てみましょう。
毛細血管は外側の壁細胞と内側の皮細胞が ぴったりとくっついている2重構造でできています。
この外側の壁細胞と内側の皮細胞を くっつける役割を担っているのが「Tie2(タイツー)」 という成分なのですが、
加齢や悪い生活習慣などを続けていると、 「Tie2」が活発に働かず、 毛細血管をつくる細胞の間に隙間ができ、 その隙すき間から酸素や栄養が漏れ出でしまうことに…。
つまり、この「Tie2」という成分を活発に働かせ、 毛細血管を作る細胞同士が ぴったりくっついた状態を維持することが 「毛細血管の活性化」に繋がるのです。
「Tie2」を活性化するために どんな方でも取り入れやすいのが食事。
普段身近にある、 ルイボスティーやシナモンにも 実は「Tie2」を活性化する成分が含まれています。
【Tie2】を活発にする成分を含む食材
ヒハツエキスやブルーベリー葉粉末などの 「Tie2」を活性化する成分や ビタミンCや亜麻仁油、サンフラワー油など 美容にも嬉しい成分が配合されたものが有効。
カウンセリングの中で、 血流スコープを使った毛細血管チェックを 行っている方はもちろん、患者さまとの会話で 「シワ」「たるみ」「冷え」「抜け毛」などの キーワードがよく出てくるという方はおすすめ。