姿勢を正しなさいは効果なし
- 2020年02月01日
- ブログ
寒い季節はゲーム三昧?
昨今、子供達の姿勢の悪さが教育関係者の間でも問題視されています。
一昔前なら考えられないことですが、小学生の子供が「肩こり」「頭痛」「ぎっくり腰」を訴えて整骨院に行くことも珍しくなくなりました。
原因は一つだけではないとは思いますが、特に都市部では遊べ
る広いスペースが極端に少なく、交通量も多いため走り回ることができないように思います。
本来子供というのは外で元気に遊びまわるものです。そうすることで、自然と体の使い方や
バランスの取り方などを学び、少しずつ成長をしていくわけです。しかし、テレビゲームや
スマホゲームの普及、または塾通いなどが重なり、外で遊ぶということが減ってきました。
「姿勢を正しなさい!」は効果なし?
この年代の子供は、本来じっとしているのが辛いはずなのですが、
平気で1時間も2時間も同じ体勢でゲームをしています。いくら集中
しているとはいえ、体にとって良いはずはなく体は硬直し姿勢が悪くなります。
姿勢が悪くなるので、あちこちに症状が出てくるのも容易に想像がつきます。
ここまでくると、いくら「姿勢を正しなさい!」と
口うるさく言ったところで、自分で戻すのは難し
いので早めのケアが必要です。
背中ぐにゃり 意識し直す。
肩こり、集中力不足の原因に
猫背をなおすには体を丸める!
自分で猫背をなおす体操はいくつかありますが、今回ご紹介する
のは「体を丸める方法」です。「姿勢を正すのに体を丸めるの?」
と思うかもしれませんが、小学生でもできる簡単な体操なので、
ぜひやってみてください。
①足を肩幅に開いて立ちます。
②息を吐きながらしゃがみます。(運は浮かせない)
③ しゃがんだまま2-3 回深呼吸を行います。
③息を吐きながらゆっくりと立ち上がります。
左が体操をする前、右が体操をした後です。
⑤②-④をくり返し行います。
悪い姿勢が癖付いてしまった体を早く戻し
てあげましょう!