歩きにくいのは筋力低下だけが原因ではない
- 2020年06月24日
- ブログ
『歩きにくいのは筋力低下だけが原因じゃない』
コロナ自粛期間中に運動量が減ったことによって『歩きにくくなったんです』と言われる患者さんが多いです。
病院に受診すると『筋力低下ですね』と言われるのが定番コース。
しかし、
歩けなくなる=筋力低下
のみが歩けなくするわけではありません。
歩きにくくなる原因のもう1つが
『筋出力低下』
が歩くのにものすごく重要なのはご存知でしたか?
『筋出力低下』とは筋肉量は保たれてるのにその力が発揮されない状態のことを言います。
例えて言うなら、筋肉はゴムみたいなものでゴムの太さは変わらないけど、ゴムの端とゴムの端が近づくとダラーんと垂れてしまうののと一緒で筋肉には必ず起始(スタート)・停止(ゴール)がありますが起始・停止の距離が近づき力がうまいこと発揮できないのです。
この状態で筋トレしても歩いても効果は発揮されません。
この起始・停止をが短くなる原因は『体の歪み』
体が歪むと骨の位置関係が異常をきたし筋肉の起始・停止の位置が変わります。
そのことで十分な筋出力が発揮できなくなるわけです。
お分かり頂けましたか?
体の歪みをちゃんとケアした上でトレーニング・ウォーキングを再開してみてください。
いい事がいっぱいありますよ。